スノウ様より「なのフェイss」

ネージュ」のスノウさんから頂きましたヴィヴィオの部屋でいちゃいちゃするなのフェイssです!(途中あれな脇田の挿絵いり(爆)

 





「フェイトちゃん、この辺の本はどうしたらいい?」

「んー? ああ、その辺は執務官試験の勉強に使ってたやつだからもう使わないかな。寄付とかしちゃおうと思ってたんだよね……だからまとめておいて。明日処分してくるよ」
「はーい、了解」
 
今日はなのはと2人、休日を利用して部屋の模様替えというかお引越しをしている。
私の書斎をヴィヴィオの部屋にしようという計画。
学校に通うようになってもうだいぶ経つし、そろそろ1人の部屋というのがあってもいいかなということになったから。
ちょっとづつ荷物の移動はさせていたのであとやることは私の所持している膨大な本の整理くらいなんだけど、
ヴィヴィオが学校から帰ってくるまでには片付けてあげたいねというなのはの意見に賛同して、目下奮闘中。
 
 
「ヴィヴィオ、1人で寝れるかなぁ……?」
片付けもほぼ終わった頃、なのはがぽそりとつぶやいた。
「ヴィヴィオはしっかりした子だよ? ちゃんと留守番も出来るくらいだし大丈夫だよ」
「うーんそうかなぁ、そうだよね……」
 
最後の本の束をまとめて、なのはに視線を移す。
なのはも最後の束を……まとめる手を止めてはぁ~なんてため息を吐いている。
「どうしたの? いつもは私のことを過保護だよって怒るのに」
「うん、フェイトちゃんは過保護過ぎるよ」
そんなつもりは無いんだけどな、と思いながら相変わらず手を動かす様子の無いなのはを不思議に思う。
ヴィヴィオのことが心配なのかなと思ったけど、どうやらそうでは無さそうだ。
 
「なのは、寂しいんでしょ?」
存外に軽い言い方になってしまった。なのはが拗ねてるみたいで可愛かったから。
「もう! そんなんじゃないよー」
私の言い方が気に入らなかったのか、ちょっと怒ったように否定するなのは。
でも、少し頬を膨らませて言うその表情は……うーん可愛いだけだよやっぱり。
なんて考えてたら、真面目に話してるんだからちゃんと聞いて!と腕を抓られてしまった。
 
「いたたっ! ごめん! ごめんってば!」
本当はそんなに痛くないけど、大げさに痛がって謝る。
「寂しいんじゃなかったら、どうしたの?」
「うーん……ヴィヴィオの成長が嬉しいんだけどなぁ」
私の腕を撫でてくれながら言うなのはの口調は相変わらず少し暗い。
私は家を空けることが多いし、ヴィヴィオと過ごす時間が多いのはやっぱりなのはだから、いろいろ思うこともあるんだろう。
「でも、もうママと一緒に寝るような歳でも無いでしょ?」
「それはわかってるよー、でも最近あんまりスキンシップもしてくれないし……」
 
ああ、そういうことか。
確かに私が長期出張から帰ってきても、小さな頃のように飛びついてきたりすることはないし、この間なのはも『最近ヴィヴィオがぎゅ~ってさせてくれない』とかぼやいていた。
寝るときっていうのは、ぎゅ~は無くてもかなりのスキンシップだもんね。
「なのは、それはやっぱり――」
寂しいって言うんじゃないのと言おうと思ったけど、また抓られるのは嫌なのでやめておいた。
「やっぱり、ヴィヴィオも背伸びしたい年頃だし、ね?」
「あーうん、そうだね、ヴィヴィオちょっとおませさんだもんね」
 
あ、そこは納得してくれるんだね。
結局、ヴィヴィオの成長は嬉しいけど甘えてくれなくなってきて寂しいってことなんだ。
……だったらその分私が甘えてもいい?とか言ったらまた怒っちゃうかな?
「フェイトちゃん、何ニヤニヤしてるの?」
「えっ!? そんなことないよ!
あはは、もっと甘えてもいいのにしっかりした子に育っちゃったのは
なのはの教育のたまものだしね! だから喜ぼうよ!」
なんとなく腑に落ちない顔をしてはいたけど、そうだよねと頷いてくれた。
 
「でもフェイトちゃん、寝室が別々になっちゃうと遅くに帰ってきたときとか――」
「あーーーーー!! あ、ごめん」
私が突然大声をあげたので、なのはは耳を押さえることになってしまった。
「そうかー私が遅く帰ってきても、もう寝てるヴィヴィオをぎゅってして寝たり出来ないんだー」
「そうだよー寂しいでしょ?」
「うう……寂しいね、せめて部屋を覗いて寝顔を見るだけかー」
「わたしはおやすみのちゅーしてもらうもんね、それだけは譲れない」
「なのはずるい……」
「ずるいと思うなら早く帰ってきて?」
「うん、全力全開で仕事を片付けるように努力するよ」
「あは、頑張ってね!」
フェイトちゃんも私の気持ちをわかってくれたみたいで嬉しいよ、なんて言って笑顔のなのはは、寂しいって認めちゃってることに気づいてないみたいで、私も笑顔になってしまう。
 
「でもやっぱりときどきは一緒に寝て抱っことかしたいなー」
さっきの寂しそうな顔は何処へやら。
なのはがまるでヴィヴィオを抱き枕みたいにすごく楽しそうに言うから私も嬉しくなって、なのはの手元にあった最後の本をまとめながら本当に何も考えずに思ったことを口にした。
 
「じゃあ今日からは夜私と2人きりだし、私がたくさんなのはを抱いてあげるから!」
 
うまく縛れない紐に悪戦苦闘しながら、なのはが返答するのを待ったけど……。
何も言ってくれないのは何でだろうと顔をあげた私が見たのは。
 
頬を染めながら複雑な表情をしているなのはだった。
 
「あれ? なのは、どうしたの?」
訳がわからず聞いた私に対して言ったなのはのセリフに、今度は私が頬を染めることになってしまった。
 
 
「フェイトちゃんのえっち……」

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(KY気味に挿絵のターン!(爆))

 
え!?な、なんで??
そんなセリフを自分を抱きしめながら上目遣いで言われたら……可愛いとかそういうのを通り越していろいろ我慢出来なくなっちゃいそうなんだけど!
 
「そりゃ……今まではヴィヴィオがいて遠慮してたこととかたくさんあるけど……
 だからってフェイトちゃんそんなに頑張っちゃうつもり?」
そう言われてやっと自分の言ったセリフが思いがけない意味を持っていたことに気付き、私の顔は一気に熱を持つ。
「いや、そういう意味じゃなくて、あの、ヴィヴィオがいないから私と2人で、
 ええと、なのはが抱き枕で、じゃなくて!」
 
……何を言いたいのかわからなくなってきた。
お互いに顔を赤くして見つめあうことになって、とにかく恥ずかしくなってしまって。
でも……よく考えたらなのはの言うことももっともだなぁとも思う。
確かに今まではヴィヴィオがどこかお泊りのときじゃないと2人きりにはなれなかったし、それでも我慢できなくてついソファでとか、むしろ今いるこの場所でとか、ヴィヴィオに気付かれないようにいろいろしてきたわけだけど。
 
「もう……こんな明るいうちからえっちなこと考えないで!」
また腕を抓られる。
でも今度は本当に痛くない……痛覚にも勝る感覚が私を満たしていたから。
うん、私今えっちなこと考えてたよね、確実に。
ときにソファで、ときに書斎でなのはと……な情景を思い出してたんだから。
 
相変わらずちょっと赤い顔で膨れているなのはは可愛くて、私がそんな気持ちになるのもしょうがないことだと、思う。
 
「明るいのとか、関係ないよ……」
そう呟いてなのはの顔を引き寄せた。
 
「んっ!?」
なのははビックリして抵抗したけど……もう遅いよ。
「ちょ、ちょっと! えっちなこと考えないでってばフェイトちゃ――」
私の名を呼んだ隙を逃さずに、開いた唇の間に舌を滑り込ませた。
「んっ……ん」
角度を変えて舌を絡めとり、なのはの口内を堪能する。
私の肩を押していたなのはの手は次第に力が抜け、むしろ爪を立てるほどに掴んできた。
お互いの唇を啄ばみ、境界が無くなるほどに舌を絡めあわせ、吐息を交換する。
「はぁ……」
唇を離したときに漏れた吐息はどちらのものだったのか……。
額を合わせ、視線を交わす。
私の視界いっぱいに広がるなのはの瞳は潤んでいて、その瞳がまた私の心を熱くさせる。
 
なのはの腕を掴みベッドへと促すと、私は迷いなくなのはを押し倒した。
「あ……ちょっと! 待って……」
「待てないよ」
今さら待てるわけがない、なのはに触れたい、声を聞きたい、熱を感じたい。
この欲求はもうなのは自身にだって止められない。
私がなのはの首筋に顔を埋めると、手が背中に回された。
それが、なのはも止めて欲しくないと思っているんだと感じさせた。
 
白い首筋にキスを落とし、耳に向かって舌を這わす。
なのはが首を反らせるのが、感じてくれているんだとわかって嬉しい。
耳を甘噛みしながら、左手をTシャツの裾から差し入れると、少し汗ばんだなのはの身体にやっと直接触れられる喜びに満たされた。
腰を撫でる手をさらに上へと滑らせると指先が下着に邪魔されたので、手を背中へと回しホックをはずす。
 
「フェイトちゃん……素早すぎるよ」
なのはの口から漏れた言葉の端には少しだけ苦笑いのようなものが混じっていたけど、その表情は切なそうで、それが私を急かしているような気がした。
「だって、早くなのはに触れたいんだ……」
だから全部脱いで、そう言ってなのはが着ていたTシャツを押し上げると、私が脱がせやすいようにバンザイの姿勢をとってくれる。
Tシャツとブラジャーを同時に脱がせて晒されたなのはの胸がさらに私を煽ったけど、すぐに飛びつくのはあまりにも性急過ぎて呆れられそうだったので、ジーンズに手をかけることにした。
その手になのはの手が重なる。
なんだろうと目線だけで問うと、自分で脱ぐからフェイトちゃんも脱いで?なんて首を傾げておねだりされた。
それがあまりに可愛くて、さっきの自制心も何処かにいってなのはに飛びついてしまいそうになった……けど、だーめ、なんて制止されてしまった。
 
うう……それも可愛いのに、とかやっぱり呆れられそうなことを思っていたけど、でも慌てることはないんだよね、うん。
なのはは今、私のこの腕の中にいるんだから。
 
どうしたのってなのはに言われ、何を聞かれているのかわからくて首を傾げてしまった。
「フェイトちゃん、すっごく優しい顔してる」
そう言って頬を撫でてくれたので、なのはの柔らかい胸に顔を埋めながら答える。
「んーなのはを抱きしめると、優しい気持ちになれるんだよーー」
「きゃっ! あは、嬉しいけど、ふふっくすぐったいーーー!」
身をよじってくすぐったがるなのはをさらに力強く抱き締めながら、目の前にあった桜色の突起を口に含む。
「あは、あはは、あんっ」
最後のは……くすぐったいのとは違う反応だよね?
 
「感じちゃった?」
「もう! ばか!」
「いたっ……ひどい……」
たぶんニヤニヤしてるんだろうなーと自分でも思っていたけど、だからって顔面を叩くなんて……。
 
「まじめにやってよー」
なんて抗議してくるから。
「そんな『やって』だなんて言われると興奮しちゃうんだけど?」
と返したら、ものすごく真っ赤な顔をして返された。
「もう! やっぱり今日のフェイトちゃんはえっちだよ……」
 
ああ、本当に可愛い。
こんな風に拗ねたり赤くなったりするなのはは本当に身近な人にしか見ることが出来ないんだと思うとすごく嬉しくて。
でも、愛撫に感じて艶やかな嬌声を上げるのとか、切なそうな顔をしてシーツを握り締めるのとか、乱れた吐息が熱いこととか……可愛いだけじゃないなのはの全ては私だけにしか見ることが出来ないんだってそう思うと……もう、飛びついてもいいよね?
 






「じゃ、まじめにやる……」
自分の服を全て脱いで、なのはに覆いかぶさる。
なのはの肌はすごく熱くて、私と同じくらい興奮しているんだと教えてくれる。
唇に軽くキスをして、そのまま下にずれていく。
なのはの膨らみは何度触っても飽きないほどに柔らかくて、触れている私の手も気持ちよくさせてくれる。
「ん……」
わずかに漏れたなのはの吐息にさらに快感を覚えながら膨らみを両手で揉み、頂点を目がけて舌を這わせる。
 
「ん……はぁ……フェイトちゃん……」
なかなか頂点へと触れない動きに焦れたなのはが、私の名を呼ぶのが合図。
まるで焦らされていたのは私だったかのように、お預けされていた突起へと舌を滑らせる。
 
「んぁっ! ……」
背を反らして反応するなのはに気をよくして、突起を甘噛みする。
舌で押し潰してもすぐに形を戻す弾力のあるそこを何度も味わい、舌全体を使ったり、舌先だけで触れたり、十分に堪能する。
片方を堪能しつくすと、反対にも同じようにしゃぶり付き、音を立てて吸い上げる。
 
「あっ! ……あんま、り……激しくしないで……」
「どうして? 気持ちいいでしょ?」
「んんっ……だって、恥ずかし……ぃ」
「恥ずかしがることなんて無いよ……もっとなのはのやらしい声が聞きたいな?」
「ぁんっ……はぁ……ふぇいとちゃんの、えっち……」
 
えっちって言われるの、今日何回目だろう。
でも……。
 
「なのはだって、えっちだよ……」
 
なのはの足の間にある私の太腿に触れたそこが、もう十分に潤っていて……私の太腿を濡らしていた。 
「えっちじゃないもん……フェイトちゃんに触ってもらってるんだから、しょうがないんだもん……」
ちょっと頬を膨らませてそんなことを言うなのはは可愛いくて、言ってくれたセリフも可愛過ぎて。
「なのはー! 可愛い!」
「ちょ、ちょっとフェイトちゃん……苦しいよ」
つい、思い切り抱き締めてしまった。
「あ、ごめん、だってなのは、すっごく可愛いよ」
「もう! やめてよ恥ずかしいから」
「恥ずかしくないよ! なのはが可愛いって言うことのどこが恥ずかしいって言うの!」
「……そうやって力説するとこが恥ずかしい」
そうやって拗ねてるとこも可愛い!って言いたいけど我慢して、ちょっと勢いをつけてちゅってしてやる。
そうしたら、しょうがないなとでも言いたげな顔をして、ちゅって返してくれた。
そのやり取りがなんだか楽しくて、嬉しくて、なのはをもっと悦ばせたいと思った。
 
続きしていい?って聞いたら、そんなこと聞かないでよとまた顔を赤らめるから、遠慮なく愛撫を再開する。
首筋、鎖骨、胸元、お腹……丁寧に、ゆっくりと舌を這わす。
 
頭上から聞こえるなのはの声が頭に響く。
仕事のときの凛々しい声でもなく、仲間といるときの明るい声でもなく、なのはママの優しい声でもない。
快感を享受した、淫らな嬌声。
もっと、感じさせたい。
もっと、感じたい。
浅く息をつき私の名を呼ぶその声にひどく高揚していき、自分のそこが濡れているのを感じる。
触られているわけじゃないのに、こんなに私を感じさせてくれる。
でも、これから味わうなのはのそこだって、きっと同じ様に甘い蜜を溢れさせているはず……。 漸くなのはの薄茶の茂みに到達し、その向こうにあるその甘い蜜を味わおうとする。
 「ぁ……ねえ、いきなり……なの?」
浅く息をするなのはに問われたけど、何のことだかわからない。
「だからあの、えっと……その……いきなり、舐める、の?」
ああ、と全てを理解したけど、ちょっとだけいじわるをしてみる。
「いきなり入れられたいの?」
「そういうことじゃ! なくて……だって、胸も……ずっと触ってくれないんだもん」
今日は顔を赤くして恥ずかしがるなのはがたくさん見れていい日だ。

なのはの言っている意味はわかっていた。
だから、さっきたくさん触ってあげたじゃないとまたいじわるを言ってみたくなるけど……あまり長い時間蜜をお預けさせられるのは嫌だったのでなのはに答えをあげる。

「私の手、さっき本を触ったから汚れてる。だから、今日は口でイかせてあげる」
「あ…………そっか……あの、ありがとう」
本を触った手で触れないことへのありがとうなのか、イかせてあげることへのありがとうなのか。
いずれにしてもなのはが悦んでくれるなら、私はどんなことにだって全力全開だよ?

やっと辿り着いたそこは、私の想像以上に溢れていた。
「なのは、すご――」
「だめっ! 言っちゃだめ!」
私に恥ずかしいセリフを言わせないようにと、両の太腿で私の頭を挟む。
別にいじわるとかのつもりでは無かったんだけど……そろそろ黙って気持ちよくなってもらった方がいいかもしれない。

力の緩んだ太腿を抱えて、足の付け根に何度かキスをして、やっと溢れるそこにも口を付ける。
「んっ! ……」
膝を立てたなのはの足が爪先立ちになる。
敏感な反応が嬉しい。
丁寧に、優しく、でもときどき激しく、なのはがどうすれば気持ちいいのか知り尽くしているから……もっと感じてもらえるように、甘い蜜を味わいながらなのはを高みに上らせていく。
なのはの喘ぎ声は段々激しくなっていって、私も高ぶりを抑えられなくなる、けど……。
「や……ぁん……やだ、ああ、いや、ん……やぁ……」
「あの、なのは……そんなに『いや』って言われると私としても、その……」
一気にイかせてあげたいし、なのはもすごく感じてくれてるのはわかっているのに、いやいやと言いながら頭を押されてしまってはそうもいかなくなってしまう。

「うう……だって……ここ、ヴィヴィオのベッド……」
ああ、そういえばそうだった。
ふと最初に押し倒したときに『ちょっと待って』と言われたことを思い出す、あれはそういうことだったのか。
「汚しちゃったらいやだよう……しかも自分の、その……とにかく気になっちゃって」
確かに、自分たちの娘のベッドでこんな淫らなことをしてしかも愛液で汚しちゃうとか、かなり背徳的な気はしてしまう。
でも、もうとっくに汚しちゃってるよ……とか言うとまた拗ねてしまいそうだ。

「シーツは私がちゃんと替えるよ、それにヴィヴィオのベッドって言ってもまだヴィヴィオは使ったことが無いし」
「それはそうだけど……でも……」
「でもは無し! これ以上お預けされるのはもう無理だよ……」
本当にもう無理……そう思って言ったらなのはに私の気持ちが通じたみたいで頭を押さえていた手を離してくれた。
「汚さないように私が全部キレイにするよ、だからベッドのことなんて気にしないでただ感じて欲しいな」
そう言って再び舌を伸ばしたら、なのははまた気持ち良さそうに甘い声を上げた。
 
その後のなのはは早かった。
私の舌の動きに合わせて嬌声を上げ、シーツを握り締めていた手は私の手を握り……。
身を捩って私の舌から逃れようとするので、握っていない方の手で押さえつけた。
「やぁ! ……あ、フェイトちゃ……ん、もう、だめ、イきそ……」 
――いいよ、イって……!
 
「んんっ! あぁ、んっ――」
背を逸らせて、絶頂を迎えた。
 
 
「あ……はぁ……」
余韻に浸り浅く息をつくなのはのそこに、もう1度口を付ける。
 
「はぁ……ぁ、フェイ、トちゃん、もう……」
「うん、無理はさせないよ……ただ、キレイにしてあげたいだけ」
「あっ……ん、あ、いいよそんな……」
緩慢な動きで私の頭に手を置いて押そうとするけど……あまり力が入っていないので意味はない。
「全部キレイにするって言ったでしょ?」
「ん……でも……」
「いいから」
 
どっちにしてもシーツは取り替えなきゃだめだけど……せめてこれくらいはしないとね。
ぺろぺろとなのはの愛液を舐め取る行為は、私にとっては嬉しいことだったりする。
「あ!フェイトちゃん、そこまでは、きゃっ」
「んーだってここまですごいよ?」
「あ、やだ、だめだめ、もういいよほんとに」
お尻の穴の周りを舐めてたら、無理やり上に引き上げられてしまった。
「もっとちゃんとしてあげたいのに」
「むぅー……」
「あ、はい、もう十分ですね、ごめんなさい」
膨れるどころか本当に怒られそうだったので自重することにする。
 
「怒ってるの?」
「怒って、ない」
「じゃあおいで?」
「……うん」
なのはの首の下に手を回して腕枕をする。
首筋にすりすりしてくるのが可愛くてほっぺにちゅぅをすると、きゃっきゃ言いながら足を絡めて抱きついてきた。
 
「あ……」
「え……?」
「フェイトちゃんも……すごいね……」
「う……そんなことは、ないよ?」
なのはが絡めてきた足が私の股の間に触れて……指摘されてしまった。
 
「フェイトちゃんのもキレイにしないと、シーツ汚しちゃうね?」
「え? いや、大丈夫だよ!」
「大丈夫じゃないよーだ」
そう言ってなのはが身体の向きを変えて私の足の間へと頭をずらしていく。
「ちょ! なのは待って!」
「待たないよ? わたしも本触っちゃったから手使えないしね!」
押さえようとしたけど、気付いたら私の隣にあるのはなのはの頭じゃなくて太腿だった……。
「ぁんっ」
「ふふ、感じちゃった? キレイにしてあげてるだけだよ?」
「うそつき……」
「うん、うそだよ……フェイトちゃんにお返し」
「あぁ……んっ……」
なのはの舌が私の感じるところを這う。
「あ、ああっ……はぁ……」
さっきまでの行為で私も随分高ぶっていたから……すごく気持ちよくて。
でも、せっかくだから……。
 
「ん……なのは足、こっち……跨いで」
「え!? いや、わたしはもう……」
「いいから……」
目の前に晒されたのは、さっきまでたくさん愛してあげたそこで……。
私はなのはに気持ち良くしてもらいながら、もう1度どそこに舌を伸ばした。
 
 
 ***
 
 
「わ~! 今日からここがヴィヴィオのお部屋なんだね!」
「そうだよーちゃんとお片づけとか出来る?」
「うん! ちゃんと片付けるし、ちゃんと勉強もするよ!」
「そっかーでも部屋に引きこもったりしないでね?」
「しないよーなのはママと勉強するときはリビングでしてもいいでしょ?」
「もちろんだよ!」
 
学校から帰ってきたヴィヴィオに部屋を見せたら、すごく喜んでくれた。
なのはも昼間はあんなに寂しそうだったけど、こうしてヴィヴィオが喜んでくれるのを目にするとやっぱり嬉しくてしょうがないみたいで、ドアにもたれて見守る私も自然と笑顔になる。
 
「ベッドも新しい~フカフカだね」
「うん、今日の朝届いたんだよー」
「えへへーお布団も新しい!」
「あ……うん、そ、そうだよ」
 
『なのは、その反応はちょっと……』
『えへへ、ごめん』
ヴィヴィオは素直に喜んでるのに動揺を隠せないなのはに念話で注意する。
 
今日からは1人で寝なきゃ!なんて嬉しそうにベッドに入るヴィヴィオ。
「枕も新しい~! あ、でもシーツはいつものやつだー!」
 
「ぶっごほっ、けほっ」
なんでそんなに目ざといのヴィヴィオ!
ちょうど息を吸ったところにヴィヴィオのセリフを聞いて、思わず咳き込んでしまった。
『ちょっと! フェイトちゃんの方が動揺しないでよ!』
「けほっうっ、ううっ、ご、ごめんっ」
「フェイトママ大丈夫?」
「あ、ああうん、大丈夫だよっ!」
「おかしなフェイトママだねーヴィヴィオー。
 シーツはね、柔軟材入れてふっかふかにしてからの方が気持ちいいから洗濯したんだよ。
 だから明日にはシーツも全部新しいので寝れるよ?」
「ほんとー? わざわざありがとうなのはママ!」
「どういたしまして~」
うう……最初はなのはの方が動揺してたくせに……。
結構切り替えが早いんだから。
 
「さっ! じゃああとは服をクローゼットにしまっちゃって完了ね!
 それ終わったらご飯だからねヴィヴィオ」
「は~い」
 
リビングに向かう前に部屋を見渡してみる。
私の書斎だった頃と比べて、ヴィヴィオらしいかわいらしい部屋になったなと思う。
もうさすがにこの部屋でというわけにはいかないので、ここでなのはとあんなことが出来るのもさっきので最後かな……。
「いたっ!」
考え事をしていたら後ろからなのはに腕を抓られた。
『今なんかえっちなこと考えてたでしょ?』
『え? ええっ!? なんでわかったの!?』
『顔がニヤけてた』
 
うう……今日は可愛いなのはもたくさん見れたけど、たくさん痛い思いもする日だ。
「ほら~フェイトちゃん早く! ご飯作るの手伝ってね!?」
「はーい」
 
でも今日からは……2人だけの寝室でたくさん……ね。
 
 
「いたた! 痛いよなのは……」
 
 
 
Fin








脇田の萌え萌え語りまっしょのコーナー☆
おいおいいいいいいーーーーーーーーーーーーーーー!!!
なのはさんフェイットそん!なにやってるんですかヴィヴィーの部屋でwwwwww大変けしからんもっとやれ!!!
「フェイトちゃんのえっち」って台詞は萌えると思います!そんな話をちょっろっとして、ssかいてスノウさん(はあと)とか言いましたら本当に書いてくださったスノウさんはもう神です!!テラゴッド!!
+上目遣いで言われたらスケべな事まるで考えてなくてもズッキューーーーーーーーン☆っすYO!フェイトさんの気持ちが手に取るようにわかった人挙手ー!

ノノノノノノノ(←この変態がぁ!いや正常ですよねわかります!!)

昼だろうが夜だろうがいっちゃいちゃラヴュラビュしてるなのはさんとフェイトさんに癒されました。テストなんてえ!怖くないんだからね!
スノウさんありがとうございましたーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!またなんかくださいね?(←図々しい)






作者さまこと、スノウさんのあとがき☆
どうも初めまして、スノウと申します。
SSを載せていただいたうえにあとがきまで書かせてもらいまして、モジモジMAXだよぅどうしよう!?という感じですw
脇田さん(以下わっさん)に素敵な挿絵を描いてもらって超幸せです!
このSSを書いたきっかけはわっさんが語ってくれているとおりなんですが…。
おらあみは私の中では健全ブログさんなので、どこまでエロスが許されるのか不安なんですけど…だだ大丈夫でしょうか!?
「おらあみにエロスなんて求めてないYO!」なんていう方がいたら、石を投げるなら私のところにお願いしますwww
一応エロスとはいっても「ソフトエロス」を目指して書いたので、途中でキャッキャさせたりラブ会話を入れてドエロにはならないようにしたつもりなんですが…いろいろスイマセンw
ちなみに「ヴィヴィオがぎゅってさせてくれない」とかいうくだりは、コンプ(ViVid1話の載った号)表紙でわっさんが妄想マンガを描いていたのを見て入れてみましたー。
それにしても、この破壊力抜群の上目遣いなのはを見ちゃったら私のSSなんてただのつけ合わせになっちゃってますね!www
そんなつけ合わせを読んでいただいて本当にありがとうございました!
そしてこんな素敵絵を描いてくれたうえに萌え語りまで入れてくれたわっさんに大感謝!!これからも素敵絵&漫画で悶えさせてくださいね!ww
ではでは、本当にありがとうございました~♪






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